6.23に思いをよせて
沖縄の特別な日
この日は幼少の時からなんだかもの悲しさを感じる日でした。
子どもながらに
空を見上げてみたり
遠くで鳴く鳥の声に耳を澄ましてみたり
目を閉じて風を感じたり
決してロマンチストだったわけではなくて
小学生のころ
毎年6月に聞いていた
校区内に暮らすおばあちゃん先生の話
きっと6年間おなじ話だったんだろうけど
おばあちゃん先生がどうやって戦火から逃げ回ったのかなんて
全然覚えてなくて
ただ
暗い空
ひんやりした岩穴の中聞こえる息遣い
遠くで近くで爆弾が爆発する音
痛みに耐える悲鳴ともいえる声
子どもながらに感じた
怖い 寂しい
何とも言えない不安な気持ち
チムワサワサ~
令和の世
小学生だった私もびっくりするほど大人になり
当時を語るお年寄りもほとんどいない
それでも毎年やってくる
6.23
未来を担う子ども達にどう伝える?
幼い子供たちにどうやったら伝わる?
怖い 悲しい 寂しい 不安
それだけでもいい感じて欲しい
ひとりは寂しいね
お友達と仲よくしようね
平和ってそういう事だよ